第二回発表会レポート
新緑の美しい日の開催となりました。
前日の雨も上がり、朝は太陽の陽射しがこぼれる中、ホールまでお集まりいただいた出演者の皆様は、スタッフが声をかけても、緊張と興奮で表情が固く、まさに初々しい新緑のように感じました。
当日は、ホールにお集まりいただいて、まずリハーサルを行ないました。暖かい雰囲気の中、リハーサルからていねいにお辞儀をしてピアノを弾く子供たちと、それを撮影するお父様、ハラハラしながら聴いているお母様、必死に生徒を勇気付ける先生と、役割はさまざまです。そんな中、発表会スタッフは、演奏時のイスの高さや足台の確認に追われながらあっという間にリハーサルを終了しました。
そして、まずは演奏前の写真撮影。きれいな衣装に身をつつみ、いつもよりすまし顔の出演者を見ていると、そこはまるで可愛い人形の世界のようでした。カメラマンの軽快な指示のもと、にっこり写真撮影。リハーサル・写真撮影を終えた時点で、スタッフとしては前半戦無事終了といったところでしょうか。
そして、14時にはいよいよ発表会スタート。リハーサルの時はイスのところまでついて来てくれた先生も、本番は舞台袖から送り出すのみです。そう、5歳の小さな演奏者も、緊張の中で第一歩を踏み出して舞台に出て行かなければならないのです。周りの心配をよそに、出演者の方は、緊張しつつも今まで練習してきた自信と気合いをもって、なんともたくましい演奏を披露してくれました。この子供たちの持っている能力はすごい! 本当にどの子供たちも立派な演奏を披露してくれました。
あっという間に第1部が終了し、ここでサックスによるゲスト演奏。普段見ることのない楽器とそこから出てくるきれいな音をお楽しみいただけたことと思います。
そして、第2部スタート。第2部は小学3年生からの演奏でした。3年生くらいになると、曲調も複雑になってきて、可愛らしさの他に曲のおもしろさや魅力を感じるようになります。表現しようという気持ちが感じられ、本番を迎えるまでの努力がうかがえる良い演奏でした。第2部では、後半にヴァイオリンの生徒の演奏もありました。複数の楽器を同じ機会に発表できるのもリトモ発表会の魅力と考えています。ヴァイオリンという楽器は、またとても難しい楽器だと思います。まずは音作りからのスタートになるので、その苦労は想像を超えるものと思います。発表会当日は、音作りからプラス曲作りへと踏み出した、素晴らしい演奏でした。
第3部になると、出演者も小学5年生の高学年となってきます。この年代になると、曲の魅力とともに自分の考えも表現されていて、聴いていてとても個性が感じられます。音楽を学び、人前で弾くということは、表現する場を与えられたということだと思います。発表会を経験することで、表現する喜びに触れていただけたらスタッフとしても嬉しく思います。
そして、すべてのプログラムが終了し、お花をお渡しする時には、出演者の皆様のこぼれるような笑顔と、満足そうな顔を拝見することができました。今回の発表会を経験することで、さらに次の勉強の活力となる発表会を開催して行きたいというのがリトモの願いです。そして、リトモの発表会のもう一つの魅力として、本物の演奏を提供したいという考えがあります。今回は、ソプラノ歌手として活躍されている声楽家をお招き致しました。年に1回、発表をする機会と、演奏を聴く機会として、リトモ発表会にご参加いただきたいと思います。またの機会に、本日ご参加いただいた出演者の皆様の成長した姿を見ることができることを祈っております。 スタッフ一同

出演者にお呼ばれされた観客席のお友達は、ドレスアップをして堂々と発表する出演者
の姿を
「凄いな〜 羨ましいな〜」と、憧れの眼差しで見ているようでした。

そして、発表会を迎えるまで、出演者を支えて来たご家族や先生方は、ハラハラ
しながらも、出演者たちの今までの努力が実るように「頑張れ!」と心の中で祈り、
静かに応援
している様子でした。

Ritmo♪の発表会は出演者の年齢や経験、楽器や講師がそれぞれ違います。
さらに、発表会に出演するにあたり、様々な思いや異なる目的が一人一人にあります。
ピアノを始めて間もない出演者、プロを目指す出演者、学校の勉強や他の習い事、
受験などと両立しながら努力している出演者・・・・。
歌声が一人一人違うのと同じように、同じ楽器で同じ曲を弾いたり吹いたりしても、
奏でる音色は一人一人違います。
発表会に出演するにあたり、
お友達の誘いや、好きなテレビを
我慢しながら、お母さんと喧嘩しながらも、毎日の練習を頑張って来た出演者が
いるかもしれません。
思わぬ出来事に見舞われながらも、それを乗り越え涙をふきながらも
頑張ってきた出演者がいるかもしれません。
発表会に出演する思いや目的がそれぞれ違っても、あの華やかな表舞台を見た
だけではわからない、見えないところでの努力や葛藤が、大なり小なり
出演者たちそれぞれにあったと思います。

そして、様々な環境や状況の中で、出演者を支えて来た家族や先生たちも
また、見えないところでの努力や葛藤があったことと思います。

それらが、今回の発表会に出演した出演者と家族、先生といった音楽に携わる
仲間同士だからわかる共通点なのではないでしょうか。そして、発表を終えた出演者たちの
笑顔につながる音楽発表会になったのではないでしょうか…。





