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第2回 ロッシーニからヴェリズモオペラ

待ちに待った第2回目の「ピーノのオペラを3倍楽しむオペラ講座」
先ずは今回の講座から参加する方もいらしたので前回の復習から入りました。
オペラを全く見たことの無い参加者の為にピーノ先生は丁寧に復習して下さいました、前回に引き続きの参加者も復習を兼ね真剣な眼差しで先生の話しに釘付けでした。

ロッシーニは生涯で39オペラを作曲していてほとんどがopera buffa(喜劇オペラ)です。
しかも大作を1年の間で3〜4曲のペースで作曲していたのが驚きでした。
でもピーノ先生が「ロッシーニは怠け者だったんだよね!」とおっしゃり、何かと思うと当時は著作権など無いので他の作曲者のモチーフや自分の曲の旋律を使いまわしていたらしいです。
有名なのが「セビリアの理髪師」の序曲。
元々「パルミーラのアウレリアーノ」というオペラの序曲で、それを再利用して「イングランドの女王エリザベッタ」で使い「セビリアの理髪師」再々利用していたらしいのです。これにはビックリしました。
ロッシーニがパリで最後に作曲した「ウィリアム・テル」で初めて高い音を男の人が裏声を使わずに出した事に観客は大喝采、しかしロッシーニは「ニワトリの首を締め付けたような声」と酷評。しかしこれが現在のテノール、プリモウオーモの幕開けだったのです。
人気作曲家だったロッシーニは37歳で突然引退。
そして料理の道を志したのだと・・・「○○のロッシーニ風」・・なんかそんな料理あったような・・・

次に頭角を現したのがドニゼッティーとベッリーニ。
ピーノ先生「ロッシーニはOpera buffa(喜劇オペラ)の才能に長けていたけれどもドニゼッティーはOpera buffa(喜劇オペラ)Opera seria(シリアス・オペラ=正歌劇)共に才能に長けていた人なんですよ」
そして「ランメルモールのルチア」のエドガルドという役が初めてプリモウオーモの為に書かれた曲だそうです。そして歌ったのが先ほどロッシーニに「ニワトリの首を締め付けたような声」と酷評されたテノール。しかし大歌手だったのだとピーノ先生が説明してくださいました。
そしてピーノ先生の先生の先生がそのテノールだったらしいのです。ピーノ先生は孫弟子にあたるわけですね。それにはみんなビックリ!

そしてベッリーニ。彼は34歳という短い人生でしたが甘く美しい旋律で聴衆を魅了する作品を残しました。
しかし彼自身オーケストレーションの未熟さを認識していたとのことです。
ピーノ先生「ここで問題、ベッリーニを尊敬し神と讃えていた作曲者は誰でしょう?」
生徒「・・・・・・」
ピーノ先生「ヒントはポーランド人です。」
生徒の一人「ショパン?」
ピーノ先生「正解です!」
確かに2人とも甘く美しい旋律。
なるほど〜!と皆が納得していました。

今は大作曲家とされているヴェルディは驚く事に音楽院の入学試験に落ちたとの事。
そして学校に入らず勉強、そして結婚。
オペラを発表するもののまだまだ収入は少なかった。そんな時妻が病死。
最初に成功を得たのが「ナブッコ」  その時のプリマドンナがヴェルディの良き理解者になりプリマドンナの地位をすて後の伴侶になりました。みんなその事に驚き!現役のプリマドンナが全てを捨てて男の人を支えるなんて。
彼が亡くなる直前には泊まっていたホテルの周りの道路にワラを敷き、馬車などの音がしないようにとヴェルディに気を使ったとのこと。
いかに国民がヴェルディを愛していたかが分かる出来事を先生は丁寧に教えてくれました。

そして最近よく聞く「トゥーランドット」の作曲者プッチーニ。
彼はヴェルディの作品を見てオペラ作曲者を目指しました。
そしてプッチーニは「ヴェリズモ・オペラ」の先駆けである

ヴェリズモ・オペラとは同時代のヴェリズモ文学から影響をうけています。
内容は日常生活、残酷な暴力など今のメロドラマのような内容。
最後の方は駆け足で時代を進みました。
今回の講座は時代範囲がとても長くイタリアオペラが最も栄えた大切な時代だったためピーノ先生も1時間半の講義予定が2時間も講義していただきました。

さて次の回は金メダリスト荒川選手がフリーの演技で選曲した「トゥーランドット」です。

 

講座は3回目からでもお楽しみいただける内容になっています。どうぞご参加下さい。
第3回のご案内はこちらから!

 


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